フランス

フランス新型グランカングーが日本専用設計で亮相 7人乗りでアルヴェルに待った

近年のフランス製MPV市場を牽引してきたのは、2002年3月に日本へ上陸した初代ルノー「カングー」です。 初代カングーは、全長4035mm×全幅1675mm×全高1810mmという、5ナンバー枠に収まるコンパクトサイズで、全幅はトヨタ「ルーミー」(1670mm)と同程度。広い室内空間と観音開き式バックドアを備えた荷室、そして取り回しの良さが大きな魅力でした。 その後、2代目、3代目と進化を重ねたカングーは、ボディサイズを拡大しながら、現在ではアダプティブクルーズコントロール(ACC)や車線維持支援機能などの先進安全装備も充実しています。現行の2列仕様のボディサイズは全長4490mm×全幅1860mm×全高1810mm、価格は419万円〜439万円となっています。 山梨県・山中湖で毎年開催されるルノー・ジャポン主催の「カングー ジャンボリー」は、世界最大規模のカングーオーナーズイベントとして知られ、回を重ねるごとに、フランス本社が驚くほどの盛り上がりを見せています。 カングーが日本でヒットした背景には、ミニバン大国という市場環境に加え、日本製ミニバンとは一味違う洒落た内外装の雰囲気や走りがあったと考えられます。輸入車志向でMPVやミニバンを求める層にとって、長らく数少ない選択肢であり続けてきました。 また、黒い樹脂バンパーが印象的な仕様も根強い人気を誇ります。ボディ同色ではない無塗装の黒バンパーが醸し出す“道具感(ギア感)”も、カングーファンを惹きつける大きな要素です。 こうした流れを踏まえると、トヨタ「ノア」「ヴォクシー」や日産「セレナ」、ホンダ「ステップワゴン」といった国産ミニバンだけでなく、トヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」などの商用バン(乗用ワゴン含む)とも異なるポジションを、フランス製MPVが担っていると言えるでしょう。

登場8

登場8年経過したボルボXC40の“デジタル武装”が実現した延命と普遍的価値

ひとつのモデルを比較的長く販売するクルマが、近年増えてきました。プラットフォーム(基本骨格)を大きく変えず、パワートレーンや安全装備、インフォテインメントを段階的に更新しながら商品力を維持していく、という考え方です。こうした流れは、輸入車だけでなく国産車にも広がっています。 ボルボ「XC40」も、こうした視点で見ると分かりやすい1台です。日本では2018年に導入されたコンパクトSUVで、登場から約8年が経過しています。ただし、それは単純に「古いモデルになった」ということではありません。 XC40はこの間、初期のガソリンターボを軸としつつ、プラグインハイブリッドの追加、マイルドハイブリッドの導入、Googleインフォテインメントの採用など、年次改良を重ねてきました。 直近の動きを見ても、2023年モデルでフロントまわりを小変更し、2026年モデルでは新しいUX(ユーザーエクスペリエンス)と「Snapdragon Cockpit Platform(スナップドラゴン・コクピット・プラットフォーム)」を採用するなど、デジタル領域にもしっかり手が入れられています。外から見た印象は大きく変えずに、中身をその時々に合わせて更新してきたわけです。 実際にXC40を前にすると、デザインそのものが極端に古びて見えるタイプでもありません。もちろん、まったく新しいクルマのように見えるわけではありませんが、SUVらしい厚みや安定感を素直にまとめたスタイルなので、時間が経っても印象が大きく崩れていないのが特徴です。 XC40は、兄貴分にあたる「XC60」や「XC90」をそのまま小さくしたようなクルマではなく、もう少しカジュアルで軽やかなキャラクターを持っています。ボルボらしい顔つきや縦型のリアランプは備えつつ、全体の印象は過度に重くありません。プレミアムブランドのSUVでありながら、必要以上に威張らないところも、このクルマらしい魅力と言えます。 今回試乗したのは、現行ラインアップの上級グレードにあたる「XC40 ウルトラ B4 AWD」です。価格は639万円。登場から時間を重ねたXC40が、いまどれくらいの商品力を持っているのか。あるいは、長く売られてきたからこそ見えてくる良さがあるのか。装備と走りの両面から確認してみました。

葬儀社

葬儀社選びで失敗しないための実践的ポイント「安置室」の確認が大事

いざ葬儀社を選ぶという状況になって、戸惑う人は多い。前編では、世間に出回っている「良い葬儀社の選び方」があまり役に立たないことと、その理由を解説した。では、どうするのが正解なのか。後編では、良い葬儀社を選ぶための具体的なポイントを、葬儀業界歴約30年、1級葬祭ディレクターの赤城啓昭氏が解説する。【前後編の後編】 簡単で実践しやすい選び方のポイント 良い葬儀社を選ぶポイントはいくつかありますが、もっとも簡単で実践しやすい方法はズバリ「葬儀社の持っている安置室(霊安室)を見る」ことです。「え、安置室って見せてもらえるの!?」と思うかもしれませんが、使用中でない限り、大体の葬儀社は見せてくれます。 なぜ安置室なのかというと、まさにその葬儀社の姿勢が現れているためです。理由を説明する前に、現在葬儀社の安置室がどのような機能を果たしているかについて、まず解説します。 葬儀社の安置室の役割 現在、日本人の7割近くが病院で亡くなります。病院で亡くなると、亡くなった方のご遺体をずっと病院に安置しておくことはできません。たとえ夜中であっても、すぐどこかに故人を移動してください、と病院から言われるケースがほとんどです。 持ち家なら自宅安置という選択肢があるでしょう。しかし近所に知られず静かに見送りたい方や、マンションなど安置できる場所が確保できない方は、葬儀社の持っている安置室を使うことが多いのです。火葬場の待ち日数の長期化に伴い、葬儀社の安置室のニーズはますます高まっています。  

freeeが

freeeが巨額赤字を出し続けた理由 SaaSモデルの「先行投資」戦略

売上高は伸びているものの「決算は赤字」の企業が、投資家や市場関係者から高い評価を集めるケースもある。「その代表的なビジネスモデルがSaaS型のビジネスです」というのは、音声メディア「voicy」で配信する「10分で決算が分かるラジオ」が人気の「妄想する決算」氏。赤字でも経営を拡大できる理由とは。 若手会社員・一ノ瀬君との会話形式で構成される妄想する決算氏の新著『数字から企業の「リアル」がわかる! 未来を読み解く決算書』(高橋書店)より一部抜粋・再構成して、SaaS型のビジネスモデルを紹介する。【全3回の第1回】 赤字での販売が許容される「SaaS型のビジネス」 妄想さん:さて、戦略によって赤字でも販売されるケースがあることはわかったと思います。 一ノ瀬君:商品単体では赤字でも、それで集客して利益率の高い商品を販売することで全体での利益が最大化されるケースがあるってことだよね。 妄想さん:そのとおりです。そしてそれ以外にも赤字での販売が許容される理由があります。その理由がよく表れている代表的なビジネスモデルが、SaaS型のビジネスです。 一ノ瀬君:SaaS、サースね。……ってなんだっけ? 妄想さん:SaaSは「Software as a Service」の略で、インターネット経由でソフトウェアを利用できるクラウドサービスの仕組みです。SaaSビジネス自体を理解することも役立ちますから、会計・人事労務・請求業務などのバックオフィスサービスをSaaS型で展開しているフリー株式会社(以下「freee」)の決算から、赤字での販売が許容される理由を学んでいきましょう。 妄想さん:さて、こちらがfreeeの業績の推移です(別掲図参照)。

DS

DS「ナンバー4」は個性的な横一文字ライトが印象的 フランス車らしさ爆発

ステランティスジャパンは5月13日、DSオートモビルのCセグメントハッチバック「N°4 ETOILE HYBRID(ナンバー4 エトワール ハイブリッド)」を発売しました。 価格は625万円で、発売記念の「ローンチエディション」も26台限定で設定されています。 N°4は、DSの新しい命名体系“N°”を冠した中核モデルです。左右から中央へ伸びる横一文字のライトや、DSらしい幾何学的な造形により、ひと目で印象に残るフロントフェイスが特徴です。 パワートレインには、1.2L直列3気筒ターボエンジンにモーターを組み合わせた48Vマイルドハイブリッドを採用しています。発進時や加速時のスムーズさに配慮し、WLTCモード燃費は20.1km/Lとされています。 インテリアでは、アルカンターラ素材や「クル・ド・パリ」パターンを取り入れ、フレンチラグジュアリーらしい雰囲気を演出しています。 独自のデザインで存在感を放つ新型N°4の内外装を、フォトギャラリーでじっくりご覧ください。

大竹聡

大竹聡が京急線で多摩川を越える昼酒旅 川崎でノスタルジーを味わう

お酒はいつ飲んでもいいものだが、昼から飲むお酒にはまた格別の味わいがある――。ライター・作家の大竹聡氏が、昼飲みの魅力と醍醐味を綴る連載コラム「昼酒御免!」。連載第25回は、前回の蒲田から京急線に乗って川崎へと移動する昼飲み小旅行となった。【連載第25回】 * * * 蒲田駅東口の「石川家食堂」でご機嫌な昼酒を楽しんだ私と飲み友ケンちゃんは蒲田の街に出た。まだ、午後3時を過ぎたところで、ちょっと飲み足りない気がしていた。天気はよく、散歩にはうってつけの日よりだったから、JRの駅へ戻るのではなく、京浜急行の蒲田駅方面へと歩くことにした。 呑川(のみかわ)に沿ってしばらく歩く。この川の名前、どうして呑川なのか。一説によると、洪水のたびに流域の田畑や人家を呑み込んだからこの名がついた。一方で、江戸時代まで遡ると呑めるくらいにきれいな流れであったからという説もあるらしい。 なるほど、両方ともさもありなんと思わせるが、岸辺の草が深くて呑兵衛がよく落ちたからこの名がついた、なんてことはないのだろうか……。バカなことを頭に浮かべながら川沿いを歩き、橋を渡るとアーケードの商店街に入った。「京浜蒲田商店街あすと」だ。 アーケードだが明るくて、道幅も広い。両サイドには、生活に必要なものなら、なんでも揃うと思わせるほど、各種の店が並んでいる。中でも、飲食店が充実している。一人で気楽に入れそうな店が多い気がする。そして、嬉しいことに、昼間から飲める店がすぐに見つかるのだ。居酒屋、食堂風、大衆酒場風、いろいろあって楽しい。

練馬

練馬区の駅別将来価値はここが大きく分かれる 西武池袋線依存の弱点とは

23区のなかでも大規模団地や緑豊かな公園が多く、ファミリー層に人気の練馬区。しかし、不動産データをAIで分析するリーウェイズ社の「2035年の人口増減予測」に基づき作成した練馬区の“これから発展する駅・衰退する駅”ランキングでは、20駅中15駅が「人口減少」の結果となった。専門家は練馬区民の移動の足である西武池袋線が構造的な問題を抱えていると指摘する。 練馬区の延べ20駅「2035年の人口増減」を予測 今回、マネーポストWEBは不動産データをAIで分析するリーウェイズ社が算出した「将来の人口増減予測」を基に、2025年と2035年の予測人口を比べ、その増数が多い順に東京23区の「発展する駅」ランキングを作成した。リーウェイズ社は5億件超の物件データをもとに不動産市場をAIで分析。さらに、国土技術政策総合研究所の「将来人口・世帯予測ツール」(2024年公表)を活用し予測している。 その結果について、不動産コンサルタントの株式会社さくら事務所社長・山本直彌氏が言う。 「不動産の価値を決定づける重要な要素は“人口”であり、その増減は“需要の増減”を意味します。同じ区内でも各駅の将来人口予測は異なり、その明暗を分けるのは『街のカラー』『交通利便性』『価格と立地のバランス』の3要素。2番目の交通利便性に関しては、単一路線しか使えないエリアよりも、他路線へ乗り換え可能な駅のほうが圧倒的に有利です」(以下「 」のコメントは山本氏) 練馬区は池袋始発の西武池袋線に東京メトロ有楽町線や副都心線が乗り入れているほか、有楽町線や都営大江戸線の駅が複数ある。都心から郊外に向かう途中にあり、光が丘公園や石神井公園など広大な公園や運動場があるほか、住宅地のなかには生産緑地も点在しており、緑豊かな住環境は住まい選びにとって申し分がないようにも思える。 人口増加予測は区内20駅中わずか5駅の衝撃 練馬区で2035年までに最も人口が増える駅と予測されたのは、西武池袋線の「富士見台」(649人増)だった。2位の「中村橋」(428人増)同様、停車するのは各駅停車のみだ。3位から5位までは有楽町線や副都心線が利用できる「小竹向原」(313人増)、「氷川台」(149人増)、「平和台」(148人増)が続く。 しかし、人口増加が予測されるのはこの5駅のみ。6位以下の15駅は軒並み「人口減」の予測となった。なぜファミリーに人気の練馬区でこうした結果が出たのか。

日本で

日本でセダンが売れない現実 逆輸入で复活する日産の本命はここか

いわゆるトランプ対策として、トヨタは米国の工場で生産している「カムリ」「ハイランダー」「タンドラ」の3車種を逆輸入し、2026年から日本国内での販売を目指すと発表したのは記憶に新しいところ。 それに続いてホンダも、米国で生産した大型SUV「パイロット」と「パスポート」、そしてピックアップトラックである「リッジライン」の逆輸入を検討していることがわかった。 となれば、お次は「日産」だろう。ドナルド・トランプのやり口についての是非はさておき、日本では販売されていない魅力的な日産車がもしも我が国にも導入されるのであれば、いちクルマ好きとしては嬉しい限りである。 だが経営体力の面で微妙な局面にある現在の日産自動車が、「該当するモデルの右ハンドル版を米国の工場で生産し、それを日本へ輸出する」などという芸当を行うのは至難の業であるはず。 よしんばそれを行ったとしても、せっかくの逆輸入車が日本市場でまったく売れないなどという結果になったら目もあてられない。つまり日産の場合、逆輸入モデルの選定にあたって失敗は許されず、絶対に“当てる”ことが必要になるのだ。 ならば今、北米で販売されている日産車のなかで「日本でもけっこう売れそうなモデル」とは何だろうか?

放熱処理

“放熱処理”が鍵に!ファーウェイの半導体を支える中国有望企業とは

中国経済に精通する中国株投資の第一人者・田代尚機氏のプレミアム連載「チャイナ・リサーチ」。関連記事《ファーウェイが「ムーアの法則」の限界を突破できた理由 今秋には線幅3nm並みのスマホ用半導体「麒麟2026」を量産》を踏まえて、華為技術(ファーウェイ)が開発した半導体製造の新技術“Logic Folding”の実用化に欠かせない中国株の個別銘柄について解説する。 他の大手半導体メーカーがキャッチアップするのが難しい理由 「細密加工技術の進化により、半導体チップ上のトランジスタの集積度は1年半から2年ごとに2倍になる」といった「ムーアの法則」が限界に近付いていることに対して、学会レベルでは2010年代には既に意識されていた。TSMCや大手半導体メーカーも限界にとらわれない製造方法の模索、基礎的研究を早くから続けていたようだ。今回、華為技術が開発した“Logic Folding”といった手法は決して目新しいものではない。TSMCをはじめ、先行する大手半導体メーカーがキャッチアップするのは難しくないのではないかといった見方もあるかもしれない。しかし、それは簡単ではない。 まず、“Logic Folding”技術だが、設計段階から回路を立体的に再配置しなければならない。システム全体で時定数(τ)を最適化するような設計を目指すことになるが、これには従来の2D前提の設計とは全く異なる発想が必要だ。3Dレイアウト、層間を跨ぐ超高密度配線の最適化機能、発熱、信号遅延などを解析する機能などEDAツールの大規模な再構築が必要となる。 トランジスタを垂直に重ねると、熱蓄積、漏れ電流の影響が深刻となることから、複雑な熱力学、電磁気学的な挙動を正確に予想する必要が出てくるが、そのための物理モデルを構築しなければならない。また、異なるメーカーが作ったチップ、メモリを縦に積み上げて使う際には、インターフェース、プロトコルの統一が必要となる。さらに、“どれだけ速いか”の測定をするためのベンチマークを再定義しなければならない。 つまり、“Logic Folding”を実現するためには、設計ツールの変更、物理法則のモデル化、接続規格の作成、性能評価基準の確立といった一連のエコシステムを丸ごと作り替える必要がある。 今年の秋に「麒麟2026」搭載スマホ「Mate90」を発売予定 華為技術は6年前からこの技術を用いて、光通信、デジタル通信、無線、5G、スマートフォン、自動運転、「クンペン」「アセンド」を含む汎用計算、AI計算など、幅広い領域で381種類の半導体チップを製造してきた実績がある。この間、必要となるエコシステムを一から作り上げており、データの蓄積、学習効果(取得したノウハウ)は大きい。 実際の製造を担当するのはSMIC(00981、香港上場)であるが、こちらもほぼ華為技術と同じ時期に、超細密加工には欠かせないEUV露光装置の輸入を絶たれるなど、米国から制裁を受けている。そうした中で、多重露光など革新的な方法で既存のDUV露光装置を工夫して使い、線幅7nm、5nm相当の半導体の量産技術を身に着けているが、この技術が“Logic Folding”を実現させるための重要な製造基盤となっている。また、“Logic Folding”の基礎研究については2015年から始めている。2026年には「先進パッケージング研究院」を設立しており、さらに「芯三維」を立ち上げて専用の生産工場を設けている。 華為技術は今年の秋、初代TSMC製線幅3nm半導体に極めて近い性能の「麒麟2026」を搭載したスマホ「Mate90」を発売する予定だ。スマホは毎年、新商品が発売されるがその都度、半導体をバージョンアップする計画で、2031年完成予定の「麒麟2031」では、1.4nm半導体相当の性能を引き出すと公言している。

コンビ

コンビニ商品は本当に高いのか? 物価高時代に見直したい“適正価格”の考え方

コンビニはかつて「ずっと開いていて便利だけど高い!」という声があったがPB商品の充実などの企業努力もあって、スーパーとの価格差が縮まった時期もある。だが、昨今の物価高で、コンビニの価格が著しく上昇していると感じる人は少なくない。ネットニュース編集者の中川淳一郎氏の元にもそうした声は複数寄せられているというが、消費者はいま、コンビニという存在をどのように受け止めればよいのか。中川氏が消費者の本音を踏まえて考察する。 “毎回1000円札がなくなる場所”という割り切り 少し前まで100円台前半が当たり前だったコンビニおにぎりも200円台になっており、200円台だった冷凍総菜は300円台後半に、アイスは278~378円ぐらいのもののラインナップが充実している印象です。 「若者のコンビニ離れ」といった記事も出るような時代になってきましたが、最近、「コンビニで買い物する際は、価格は見ないようにしている」と言った私の知人・Aさんは40代です。そこそこお金は持っているはずですが、なぜコンビニで価格を見ないかといえば「価格を見ると物価高を実感して気持ちがへこむ」と語っていました。 だから、自分の欲しいものを適当にカゴに入れ、レジで「819円」とかになるのを「昔はコレで580円ぐらいだったのだが……」というふうに考えることなく、機械的に1000円札を払うようにしている。 「もう、知らないッスよ。仕事前に簡単な朝メシとコーヒーを買えるのはコンビニしかないわけで、自分にとっては行くしかない場所です。もう“毎回1000円札がなくなる場所”という割り切りをしています。諦めの境地ですね。もちろん、24時間営業してくれてるし、おにぎりもおいしいので、その存在には感謝しています」(Aさん)

読める

「読める」で終わらない決算書活用術 成果につながる2つの見方

決算書が読めれば、ビジネスや株式投資に役立つ――。そう感じてはいるものの、決算書をどう見ればよいか分からないという人も少なくないだろう。「それは決算書を『読む』という前提が間違っているのです」というのは、音声メディア「voicy」で配信する「10分で決算が分かるラジオ」が人気の「妄想する決算」氏だ。 決算書を「使いこなす」ようになるにはどうすればよいか? 妄想する決算氏の新著『数字から企業の「リアル」がわかる! 未来を読み解く決算書』(高橋書店)より一部抜粋・再構成して、決算書を読み解くためのコツを紹介する。 決算書を「使える」人になる 皆さんは、決算書を読みたいという思いをもって、本書を手に取っていただいていると思います。決算書を使いこなせるようになれば、 ●会社の経営の実態がつかめる(数字で判断できる) ●企業の成長性や倒産リスクがわかる ●投資判断に強くなる ざっと挙げただけでもこれだけのメリットがあります。実際に、大阪商工会議所の調査でも「ビジネスパーソンの9割は会計知識が必要だ」と感じています(大阪商工会議所「社会人の必須スキル」に関する調査〈2023〉)。 インフレ時代を迎え、資産運用の重要性も増しています。会計知識は重要な“教養”の1つです。 しかし、意外なほどに決算書を読める人は多くありません。それはなぜでしょうか? 会計の知識が少なすぎるから? 決算書が法律の条文のようにむずかしい言葉づかいで書かれているから? いいえ、違います。それは決算書を「読む」という前提が間違っているのです。 たしかに決算書には専門用語が使われています。そのため、まるで英単語のように用語の暗記を始めてしまう方がいますが、それでは決算書は使えません。 決算書を「読める」と「使える」の間には大きな差があるのです。 そもそも、決算書は企業の1年間の「過去の情報」をまとめたものです。数字が読めれば、これまでの傾向はわかります。しかしその先を読むには、別の力が必要です。 未来を読み解くために必要なのは「全体像を理解しそれぞれの情報を統合する力」です。これには暗記は必要ありません、思考のコツさえつかめばだれでも身につけらます。 ここでは、「決算書を活用できる」ことを、「数字を根拠に自分なりの結論を出せる状態」としています。 【×】決算書の数字が読めているだけの状態 ハイデイ日高の去年の売上が556億円か。最近は売上も増えているし、成長が続きそうだな。 →根拠がうすい。過去の情報だけで判断している。 【○】決算書が活用できている状態 ハイデイ日高の決算書を読み取ると、値上げだけではなくタッチパネル導入の効果や都市構造・顧客層の変化といった長期トレンドにも支えられている。固定費も一定の抑制ができているし、利益率を高めながらの成長が期待できる。 →根拠に基づいたうえで、未来について予測できている。 決算書を読み解くために使用するのは次の2つのキーワードです。

テスラ

テスラ「モデルY L」発表記事が話題 “完成度は非常に高い”との声も

2026年5月8日にcarview!で掲載された、テスラ「モデルY L」の国内発表に対するSNSの反響記事が話題となっています。 今回発表されたモデルY Lは、ミドルクラスSUVである「モデルY」をベースとした6人乗りSUVの電気自動車(BEV)で、航続距離は現在販売中のテスラ車のなかでは最長となる788kmを誇ります。 記事内では、インターネットユーザーから寄せられたモデルY Lに対するさまざまなコメントが紹介されています。 実車を確認したユーザーからは、「2列目のキャプテンシートが広い」「2列目は前後スライドができリクライニング幅も大きいため、かなり快適性が高い」「3列目も想像以上にゆとりがある」と室内空間の広さに対して好意的に受け止められているようです。 また、試乗したユーザーからは「加速感がとにかくすごい」「ふわぁ〜っと心地よい走りのうえにしっかりとしたパワーもある」「何より走っていて静か!さすがテスラ!」といった声があがっています。 一方で、話題のひとつとしてあげられているのは、日本市場で圧倒的なシェアを誇るトヨタ「アルファード」との比較です。 多くのユーザーからは、「ミニバンを求めている層にはスライドドアが必須」「アルファードが売れているのは広いだけではなくリセールバリューが大きいから」「BEVはリセールバリューが安くなるので、トータルコストでは同価格帯のガソリン車やハイブリッド車には敵わないと思う」という声が見られ、「アルファードの対抗馬にはならない」といった意見が多いようです。 では、このような記事の内容に対して、carview!のコメント欄にはどのような意見が寄せられているのでしょうか。