「東京オートサロン2026」のダイハツブースに、めちゃシンプルで飾り気も何もない、いわゆる営業車みたいな「ミライース」が出展されていたのを覚えているでしょうか? ベーシックな軽自動車、ミライースをベースに、ターボエンジンと5速マニュアルミッションを搭載したコンプリートカーでした。
かつて、軽自動車各社には当然のようにマニュアルミッション車がラインアップされていました。というか、オートマのほうが少数派でしたが、それはいつの間にか逆転。
現在では、MT車は数えるほどになってしまっています。さらに、スズキは「アルトワークス」、ダイハツは「ミラTR-XXアバンツァート」といったハイパワーターボモデルが存在し、走りを楽しみたい老若男女、特に若者へのお手頃なエントリーカーとして人気を博したのです。
そういったクルマがなくなってしまったことで、困ったのは走り好きばかりだけでなくモータースポーツの世界も同様。まさにモータースポーツのエントリーモデルとしての役割も果たしていたそれらのクルマがなくなってしまっては、モータースポーツを始めたい人、まだまだ続けたい人には「何も選ぶクルマがない」状態にあったわけです。
