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株式投資でFIREを実現したRickyさんが語る 過酷な会社員生活と相場暴落で支えになった現金の強さ

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「今後増配が期待できる銘柄を一切売らないで増配の恩恵を享受する投資スタイル」で年間800万円超の配当収入を得ている“億り人”、個人投資家・Rickyさん(50)には、1日16時間労働もザラという過酷なサラリーマン時代があった。

大学2年生の時に20歳で投資を始めたRickyさんは、大学を卒業して就職した1998年以降、サラリーマンとして激務と長時間労働に身を置き、心身ともに疲弊する日々を送っていたという。

「なんとか不労所得で生活したい」とバリュー株投資を続け、後に投資で成功してFIRE(経済的自立と早期リタイア)を実現するまでに、どのような苦労があったのか。

自身の投資手法を執筆した話題の新刊『年収300万円から年配当804万円をもらう「激・増配株」投資入門』(KADOKAWA)より一部抜粋・再構成して紹介する。

会社に籍を置いたまま自宅で休養

2000年になる頃には、1日16時間の長時間労働による睡眠不足がたたったのか胃潰瘍を発症しました。

治療を続けながら何とか仕事していたのですが、ある日の勤務中、体の中で何か糸が切れたような感覚に襲われ、急に何も考えられなくなりました。

仕事のことなどどうでもよくなり、結局会社に籍を置いたまま自宅で休養することになりました。

16時間労働が一転、1日16時間ひたすら寝る日々

一切の感情が消え去ったかのように一日中ボーッと過ごす日々。今でもこの頃の記憶はあまり定かではありません。16時間労働が一転、今度は逆に1日16時間は寝ていたと思います。すでに復職する気も転職する気もなくなり、抜け殻のようにただひたすら寝ていたのは覚えています。

「そんなに仕事がきついなら、早めに退職するか何度でも転職すればいいじゃないか!」

そう思われる方もいるかもしれません。

でも問題企業での勤務経験がある方ならわかると思います。心身ともにボロボロな状態では冷静な判断力も失われているのです。

この頃、かなり多くの同僚たちが辞めていったのですが、何のためらいもなく辞められる人もいた一方で、私のように体が壊れるまで我慢してしまう人も多かったです。

今は特定企業の離職率でさえ、ネットで簡単に調べられる時代です。やはり高い離職率の職場は何かしら問題を抱えている確率が高いと思います。

就職、転職は人生を大きく左右します。情報収集は大事ですね。結局、会社には電話で退職を告げ、長時間労働からは解放されました。

現金があったからこそ、退職して休養できた

幸か不幸か、仕事が忙しすぎて給料を使う時間もありませんでしたので、ある程度、資産は増えていました。

金融資産はおそらく600万円前後だったと思います。資産増はほぼ給料によるものでした。

投資に関していうと相変わらず、たまに国際優良銘柄を買って放置するだけでした。

ともあれ多少は現金があったからこそ、退職して休養しようという精神的な余裕が生まれたのだと思います。生活のことを考えて我慢して職場復帰していたら、本当に身体が壊れていたかもしれません。

いつの時代も現金は人生を支えてくれる大事な存在です。逆境にある時も相場の暴落時も現金は優しく寄り添ってくれます。

* * *

そんなRickyさんが注目する銘柄はどれか。関連記事で詳しく解説している。

▼▼▼関連記事▼▼▼

【詳しくは…】億り人・Rickyさん厳選!「増配と株価上昇」が期待できる“割安お宝株”3銘柄を公開

※Ricky・著『年収300万円から年配当804万円をもらう「激・増配株」投資入門』(KADOKAWA)を元に一部抜粋して再構成

【プロフィール】

Ricky(りっきー)/1996年、大学2年の20歳の時に投資を開始。割安・増配・財務良好な日本株を中心に投資を続け、2023年に配当金生活FIREを達成。2026年4月に新著『年収300万円から年配当804万円をもらう「激・増配株」投資入門』(KADOKAWA)を出版。Xでは「Ricky投資研究所」として情報発信中。